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  • 執筆者の写真konkomienet

2023/08.05 御RAIN(おれいん)/連合会の日ブログ記事

                      壮年部 豊田一矢


 ボブ・マーリー氏の言葉で、『雨を感じられる人間もいるし、ただ濡れるだけの奴らもいる』と言うのがありまして、自分にとっても好きな言葉の一つなのですが、その言葉を強烈に体感するような出来事がありました。2023年4月25日に松阪教会の春の御大祭に参拝させて頂いた時の事でございます。その日は朝から曇り空が広がっており、自宅を出発してから間も無くして雨がポツポツと降り始め、教会に到着する頃には小降りではあるものの、完全な雨模様になっていました。祭典が始まる前も雨は降り続け、教会の玄関付近で肌寒さを感じながら雨宿りをしている際にふと、「あっ、今自分は寒いと感じているけど、これは体が正常に働いているから寒いと感じる事が出来るんだ」との想いが込み上げて来て、降り続けている雨が物凄く有り難いものに思え、今まで感じた事の無い心地良さでした。祭典終了まで雨は降り続いていましたが、その日は一日中ずっと有り難い気持ちでいっぱいで、今まで生きて来てこれ程までに雨に感謝したいと言う気持ちが沸き上がったのは初めての事でした。

 そして、この日感じた有り難い気持ちをずっと忘れないようにしたいと思い、自分の中で4月25日を『雨の記念日』とする事にしました。今でも雨が降るとあの時の気持ちが蘇って来て、本当に有り難い気持ちでいっぱいになります。晴れの日に比べたら雨の日は憂鬱な気持ちになる事が多いと思います。しかし、雨が降らなければ作物は育たないし、飲み水を確保する事も困難になるかも知れません。蛇口を捻れば出て来る水も元を辿れば雨水だった事を考えると、雨を邪険にするのではなく、感謝の気持ちを忘れないようにしたいと改めて思う次第です




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