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  • 執筆者の写真konkomienet

20220514_第1回青年部オンライン・インタビュー

 金光教三重県教会連合会青年部は、5月14日、第1回オンライン・インタビューを行いました。名張教会、松阪教会、亀山教会、大阪をズーム(インターネットのミーティングツール)で繋ぎ、参加者3名、青年部員3名で、名張教会長の近藤正明先生にインタビュー形式でお話をいただきました。


 そして、以下のような質問を参加者全員が順番にさせていただきました。

1、金光教の教えで実践的なものはありますか?

2、金光教の特徴、他宗教と違うところはどこですか?

3、日々の生活の中で1番大事にされている事はなんですか?きっと色々なことを大事にされたり気をつけたりされていると思うので、その中での1番とその理由を教えて頂きたいです。

4、先生の考える信心とは?

5、金光教はどのように信者さんが増えていくのか?

6、これからの時代宗教は必要なのか?

7、どうして信心をしなければならないのですか?

8、信心はしてもしなくてもよいものですか?

9、教会の先生の出会いの場はどんなかんじですか?プライベートの内容でも良ければですが・・・。

10、今後金光教は変化していくべきなのか、変化しないほうがいいのか?例えば、お広前、お結界のあり方、スマホの活用は?

11、座右の銘を教えてください。

12、教会の先生と信者さん達の関係性について、どのようにあるべきと思っているのか?(理想と現実の違いや目指しているところ、考え方など)


 この中でいくつか心に残った内容を挙げさせていただきます。

『先生にとって信心とは?』という質問には、

「世の中では、人との関わり無しで生きている人はいない。いかに相手の立場を考えて、喜んでくださる関わり方をしていけるか、神様にも同じように喜んで頂けるようにしていく」とお話しいただき、それに対し、

『相手に喜んでもらえるような具体的な行動を教えて下さい』と更にお聞きしたところ、

「ここ近年不登校児が増えている。『学校に行け』とただ言うだけでは気持ちを受け止めることにはならない。導きは必要である。自分が困ったときに、どう言われたら助かるのか。正論は追い詰めることになる、偉そうな立場に立っているだけである。自分自身が一歩引きながら、常に相手の気持ちを考えていくことが大切である。」と教えていただきました。

 最近個人的にも、一つ一つの言動が「我が心」なのか「和賀心」なのか、ふと思うようになってきた所にそのようにお話をいただきました。そして、やはりこういった、ふと立ち止まって考えることの大切さを再確認させていただきました。そうすることで、余裕を持って人と関わり、生活できるようになると感じています。


 『信者さんの増やし方は?』の質問には、

「教会の先生が布教活動をすることはない。個々がお手引きをすることで信者が増えてきた。現代になって、財産と病気は、国や病院が助けてくれるようになった。心が病んでいる人が教会に飛び込んでくることがある。一朝一夕で信者が増えることはない。一人一人のお手引や地域貢献活動によって教会のことを知ってもらって、『この人はいい人だ』と思われて広がっていく。何かあったときに頼られる教会、人であればいいなと思う。」とお話しいただきました。

 2年前に名張教会での青年ミーティングで、金光八尾高校の卒業生にお広前(学校広前)とはどういうところかとお聞きしたときに、「安らげる場所」「お寺や神社と同じ感覚でふと行くところ」といったお話をいただきました。個人的に、もっと開けた教会になっていったらいいなと思っていたので、とても共感したことを思い出しました。地域の人のコミュニケーションの場だったり、勉強部屋やワークスペースとして開放するなど、もっと幅広く、いろいろな人に来てもらい、その中で迷いや戸惑い、お礼を申す、、、といった自然な流れで神様に向かっていけたらいいのではないか。もしものときにすぐに神様に向かえるように、自然にお広前や教会に行けるように繋がっていったらいいのではないかと思います。


 最後に、『生活の中で大切にされてることは?』との質問に、

「名張教会のお広前に掲げてある『天地の心で語りあおう うれしく たのしく ありがたく』というのを大切にしている」とお話しいただき、青年部のスローガンである『笑おう 集おう 祈ろう』に似ていたことから、すごく共感させていただきました。

 これからもみんなで楽しく笑い合いながら活動し、生活が少しでも豊かになっていけるようにしたいと思いました。


文責:山路雄紀(青年部長)




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