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20211005_どこ_カメラ!_連合会の日ブログ記事

「どこ カメラ!」

金光教御浜教会長   冨士本 天道


 数年前、中学校に通う娘が学校から帰ってきて、開口一番に「学校帰り、途中で友達と分かれて一人で自転車に乗って帰っていたら、少し前の方で、おじいさんが一輪車(手押し車)にコンテナ(みかんかご)を積んで道を渡って行っていたの。私ね、見た瞬間、ヤバイ!何か起きる!って思ったの。すると、道を渡り終える端の少しの段差で、一輪車のバランスが崩れ、あららら うゎ~ バッサァー やっぱり! 一輪車は横転、コンテナは道に落ち、中に入っていたみかんがあちらこちらに、コロコロ。」

 続けて娘が、「私思ったぁ!自転車の進む、丁度良い絶妙なタイミングで、おじいさんが一輪車を押して出てくるなんて、こんな事が起こるって、もしかして!えっ本当にこれヤバイよ!どこー、カメラ!キョロキョロ見回したんよ!」


 テレビで「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」という番組があり、日常生活でありえないシチュエーションを設定し、人々がどのような行動を取るのかを観察するのです。さまざまなアングルで設置された隠しカメラによるVTR映像を紹介する番組です。


 「もう間違いない!」と思いつつ、娘は近寄って行き、声をかけ、コンテナ2、3箱分のみかんを拾い集めるのを手伝ったそうです。

 「その途中も、あちらこちら、キョロキョロ、気にしながら一生懸命みかん拾ったんだけど、おじいさんと二人だけだったわぁ~・・・。撮影スタッフも、カメラもなかったわぁ~!」と少し残念そうな面持ちにも、どこか清々しい笑顔で語ってくれました。

 こんな田舎まで、そんなテレビの撮影にはまず来ないだろうけれども、娘は、よく自転車を止めて、おじいさんのみかんを拾わせてもらえた、おじいさんが転んだわけでもないので怪我などもなく、おじいさん一人ででも拾えないことはないと思ったそうですが、自転車を置いて手伝わせて頂いたそうです。

 カメラがどこかに隠れているとか、誰かがどこかで見ているから、そのことに当たったのかは分かりませんが、目の前に突然起こったハプニングに出会い、娘の取った行動に嬉しく思わされました。


 教祖様の御理解にて「神に会おうと思えば、にわの口を外へ出て見よ。空が神、下が神」であると教えて下さっています。

 カメラや人の目がなくても、神様がしっかり見ていて下さっています。

・・・・ありがとうございます。

・・・・ありがとう。





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